手から直接エサを与えられるリクガメ
部屋で放し飼いできる手軽さが人気
近頃女性の間でも人気の高まっている爬虫類ですが、その中でも特に人気があるのがリクガメです。リクガメは水中で生活するカメとは違い、室温調節さえしっかりできていれば室内で放し飼いできる手軽なカメです。しかも草食性なので、エサにマウスやラットが必要なヘビとは異なり、女性でも抵抗なく飼育できるでしょう。慣れてくると手から直接エサをパクつくので、それまで爬虫類が苦手だった人でも思わず惚れてしまうかもしれません。
リクガメにも多くの種類があり、ケヅメリクガメのように70センチ以上にもなる大型の種類から、ヨツユビリクガメのように成体となっても22センチ前後までしか成長しない小型のものまで様々。知らずに飼ってしまうと、あっという間に大きくなって、飼育しきれなくなるケースもあるので注意しましょう。
密輸されたリクガメには要注意
今販売されているリクガメは野生で生活していたものを捕獲し、輸入されたものがほとんどです。しかし人気のあまり野生種の乱獲が問題となっており、ワシントン条約で保護されている種も少なくありません。ペットショップの中にはそれらの保護された種を密輸し、珍種などと称して高額な値段で販売しているところもあります。知らずに購入してしまうと、罰則の対象となるので注意してください。
リクガメを飼う前には、ワシントン条約で保護されている種類を覚え、見分けられるようにしておきたいものです。そういった知識を持っていれば、リクガメを飼いたいという友人についていき、助言してあげることもできます。的確なアドバイスができればあなたの株は急上昇し、リクガメ博士としてみんなから慕われることでしょう。
リクガメは入浴が大切
リクガメは便秘になりやすい生き物ですが、入浴させれば排泄を促進することが可能です。「○日間排泄がなければ便秘」という明確な定義はありませんが、数日たっても排泄がなく、食欲不振など体調がすぐれないようならば便秘を疑ってみましょう。入浴させるときはカメが溺れない程度の浅めの容器に、約30度のぬるま湯を入れて5分ほどつけてやると自然と排便します。ただし、中には入浴に向かない種もいるので、事前に下調べしておきましょう。
